菜食 ベジタリアン? ヴィーガン?

 スピリチュアリティ、動物愛護、環境、健康を考え、肉・魚・卵・乳製品を、一切やめました。

 いわゆる、ヴィーガン的な食生活なのですが、 ヴィーガンについて考えると、 「それでは、今食べている野菜は、動物肥料で作られたのか? 植物肥料で作られたのか?」 という疑問に突き当たってしまい、 現代日本の社会では、それを判別する術がない、ということで、 ヴィーガンにはなれない、という結論に達しました。
 それで、周囲には「菜食」と言っております。


(2018/5より、健康上の理由から「蜂蜜」を摂取することになりましたので、ヴィーガンではなくなりましたことを、お断りしておきます。なお、動物愛護の気持ちは変わっておりません。蜂蜜は厳選しております。自分が食することになった以上、養蜂の実情を知っておきたいと思い、養蜂体験に行ってきました ⇒ ハチミツって、どうやってできるの??



 僕の食の健康のコンセプトは、「体内に自然を取り戻す」ことなので、以下のものを避けています。





 合成添加物

 合成添加物は、可能なかぎり避けています。

 許容しているのは、豆腐の塩化マグネシウム 、こんにゃくの水酸化ナトリウム、お菓子の重曹、パンのイースト、……くらいでしょうか。

 あと、砂糖と塩。白砂糖は、加工の際に添加物が多く使われますので避けて、より添加物が少ない、原糖・粗糖をつかっています。塩は、ミネラル分を摂取するため、岩塩を使用。
 最近は、これを使っています/自然の味・一億年以上前の岩塩から生まれた天日湖塩


 酵母エキスは、迷うところですが、いまいち抽出法などがよくわからないので、 これもなるべく摂らない方向でやってます。

 こんにゃくは、貝殻焼成ナトリウムか水酸化ナトリウムか、迷うところですが、いちおうベジタリアンなので、鉱物である水酸化ナトリウムを選んでいます。(水酸化ナトリウムも、どうやって精製されているのか、ネットで調べてもよくわからないのですが……)。


 「ほとんどの合成添加物は、体内の自然状態を大混乱におとしいれる悪しきものである」と、僕は考えています。
 しかし、合成添加物が体にいいか悪いかを議論するのは、かなり難しいことです。それよりも、含まれる合成添加物のすべてについて表示を義務づけるべきだと思います。まずはそれが基本で、あとは消費者が自分で考えて選べばいいのです。「加工助剤」、「キャリーオーバー」、「一括表示」という抜け穴を使って合成添加物を忍び込ませるような、今の日本社会の食品の仕組みは、非常に不健全だと思います。自分や愛する家族が口に入れる物の中身を知ることができない、ということも、不健全だと思います。





 遺伝子組み換え作物

 遺伝子組み換え作物も、極力避けています。

 一般的に、原材料表示で、植物油脂、ショートニング、マーガリン、 トレハロース、ブドウ糖果糖液糖、還元水飴、水飴、酒精(アルコール)、酵素、などが、遺伝子組み換え作物を含んでいます。


 GMOフリーゾーン運動 (遺伝子組み換えいらない!キャンペーン)






 サプリメント

 サプリメントも、極力避けています。

 たとえばビタミンBのサプリだとしたら、それは純粋なビタミンBの塊ではなく、精製の過程で多くの不純物を含みます。一々の原材料や加工行程まで公表している製品は、ほとんどないのではないでしょうか。この意味で、サプリは合成添加物と同じと見ています。

 また、同じビタミンCでも、自然の食事からとるものとは別のビタミンCである場合もあります。名前は同じでも、中身が違う場合があるのです。そういう人工的なものの場合は、体内への吸収も悪くなり、体に対してどういう影響が出るものかわかりません。

 ……ということで、どうしても摂らねばならない必要が出てきた場合は、原材料や加工行程まで視野に入れて、選択したいと思います。






 外国産の果物・野菜

 外国産の果物・野菜は、輸出入の際に農薬が使われます。カビや虫などを防ぐためです。 これをポストハーベスト農薬(PH農薬)といいます。

 あるとき、食品業界の識者に僕は質問しまして、

「それじゃあ、バナナなんかは、皮にPH農薬がついているだろうから、 子供なんかには皮に触らせないほうがいいですね?」

 と、尋ねるとその人は、

「いやいや、そんなもんじゃない。薬は皮だけじゃなく、実にまで浸透している。 ……イマザリル(農薬)っていうんだが……だから食べないほうがいい」

との答えでした。

「どうしても食べたいのなら、有機にしなさい」

 と、忠告してくれました。外国産でも、有機栽培のものならば、PH農薬を使わない方法で輸送するそうです。(下の有機JASマークを目印にしてください)


 農林水産省 有機食品の検査認証制度


 ……そういうわけで、基本、外国産の果物・野菜は避けています。


 日本という国が、なぜ食糧自給率を高めなければならないのか? その理由のひとつは、このように外国から食糧を輸入する際に、一々危険な薬に通して持ってこなければならないからです。






 嗜好品

 アルコール・カフェインも、極力避けています。

 しかしもし、訪問したお宅で日本茶のおもてなしを受ければ、感謝していただきます。 ふつうの喫茶店では、我を折って、紅茶をいただきます。 ノンカフェインのハーブティーが置いてあれば、とてもうれしいです。

 たばこも吸いません。








 この修行僧のような(笑)食生活を、他の人に押しつける気は、一切ありません。ただ、自分の場合は、食に対する旺盛な興味と、わが身をかけての食の研究に日々取り組んでおりますので、食の知識が必要な方には、いくらかはアドバイスできることかと思います。

 昔から、食の好き嫌いは、ひとつもありませんでした。むしろ食に興味がありすぎて、色んなゲテモノも食べましたし、風邪などで体調をくずしても、食欲が衰えることは一切ありませんでした。色々な食品業界で働きもしました。そうして「食事好き」をつきつめていった結果、この食事に行きついた、とも言えます。





 上のルールを守りながら、具体的には、こんなカンジの料理をして、食べてます。

塩ポトフ、、、







肉じゃが……ならぬ、「あげじゃが」……油あげが入ってます、、、







長いもステーキの、豆腐マヨネーズがけ、、、







麻婆豆腐……、ひき肉ならぬ、「ひき野菜」で作ります、、、







かぼちゃのオープンコロッケ、、、







若竹煮、、、







生麩のから揚げ、、、




……などなど、こんなカンジの食生活を送っています。

これらのメインディッシュに、玄米ごはんと、青菜のスムージーがつく感じです。



 珍しく、お寿司をつくってみました!



ネタは、
・土佐マグロのづけ
・煮あげ
・焼きなす
・なすのぬか漬け
・にんじん(蒸し・有機)
・ほうれん草(蒸し・有機)


 土佐マグロの正体は……、



じゃん、

……高知県産パプリカです!

う〜む、パプリカの可能性を感じた。

美味しかった〜♪




こんなおやつも作ってみました。

フレンチトースト……ヴィーガン仕様は、かぼちゃで造ります、、、




どれもとても美味しいですよ♪


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